【iDeCoはやるべき?】メリット・デメリットを比較した内容を紹介!

資産・貯蓄

こんにちは、ゆーせつです。

iDeCo(個人型確定拠出年金)が節税につながる理由を紹介します。

せっちゃん
せっちゃん

iDeCoって節税に良いみたいだけどどうなんだろう?

ゆーくん
ゆーくん

iDeCoのメリット・デメリットを比べてみよう。

年金だけでは、老後の生活資金をまかなうのは厳しい時代です。仕事の給料だけではなかなか貯蓄できない方も多いのではないでしょうか。

iDeCoは老後の資産形成を手助けする年金制度です。上手く活用して老後に向けた準備をしましょう。

メリットは、様々な税控除があり、利用するだけで大きな節税効果を受けられます。公的年金とiDeCoを組み合わせることで、より安心して老後を迎えることができます。

iDeCoとNISAを併用すれば、さらに資産を増やすことも可能です。ともに政府が推進する資産形成の手段です。長期的に利用することが目的なので、運用期間が長く利益が得られやすいです。年金だけに頼らない将来設計を組み立てることができます。

今回の記事で分かること
iDeCoのメリット・デメリット
iDeCoとNISAの比較

iDeCo公式のかんたん税制優遇シミュレーションのリンクも貼っているので、掛金を設定して確認してみて下さい。

iDeCoの概要

iDeCoとは、加入の申し込み」、「掛金(積立金額)の設定」、「運用」全てを自身で行い、受け取る年金制度です。

加入条件としては、公的年金の被保険者であり、20歳以上65歳未満の方が対象です。 

厚生労働省が推進しており、老後の資産形成のために確実に積立することを目的として作られており、他の節税対策と比べても、大きな効果が得られる特徴があります。

iDeCoの商品には、元本確保型と価格変動型の2種類があります。

【元本確保型】
定期預金・貯金と損害・生命保険等があり、預けた元本を確実に受け取るための低リスク・低リターンの商品。
銀行の定期預金と同じようなイメージであり、減少はしないが、金利も極めて低いため、運用利益はないものとして考えた方がよいです。
確実な将来設計をしたい安定した思考の人に向けた内容の商品です。
ただし、iDeCoには手数料がありますので、その手数料が金利より高いとマイナスとなり、結果として元本割れを引き起こす可能性もあります。

【価格変動型】
預けた元本を運用して利益を出すことを目的としており、元本確保型より高リスク・高リターンの商品。
投資信託など国内の債券・株式と外国の債券・株式等から商品を選択。高リターンを狙うことを前提にしているが、元本割れのリスクもあります。
運用で資産を多く増やしたい人向けの内容の商品です。
※【元本保証型】と【価格変動型】を組み合わせることもできます。

iDeCoの積立額は職種によって異なる

1.国民年金第1号被保険者(自営業者等):68,000円/月
※国民年金基金の掛金、または国民年金の付加保険料を納付している場合は、それらの額を控除した額

2.国民年金第2号被保険者(厚生年金保険の被保険者)
■確定給付型の年金及び企業型DC(確定拠出年金)に加入していない場合(公務員を除く):23,000円/月
■企業型DCのみに加入している場合:20,000円/月
※企業型DCの事業主掛金額との合計額が55,000円の範囲内
■確定給付型の年金のみ、または確定給付型と企業型DCの両方に加入している場合:12,000円/月
※企業型DCの事業主掛金額との合計額が27,500円の範囲内
■公務員:12,000円/月

3.国民年金第3号被保険者「専業主婦(夫)等」:23,000円/月

4.国民年金任意加入被保険者:68,000円/月
※国民年金基金の掛金、または国民年金の付加保険料を納付している場合は、それらの額を控除した額

iDeCoメリット

大きな特徴としては、優遇税制です。

  • 掛金が全額所得控除。
  • 運用で得た利益が非課税。本来であれば、約20%かかる税金が非課税対象
  • 一時金の受け取りを選ぶなら、退職所得控除、年金形式の受け取りなら公的年金等控除が受けられる。

iDeCoデメリット

大きなメリットがある一方で、大きなデメリットもあります。

  • 原則、60歳になるまで引き出せない。※例外アリ
  • 途中解約できない。解約には厳しい条件があり、基本的にはできない。その上、一度契約すると手数料は掛かり続けるので、契約は慎重にすること。
  • 掛金の変更は年1回のみ。
  • 手数料・事務手数料・納付手数料・口座管理手数料等が掛かる。
  • 掛金の限度額が設定されている。

iDeCo公式のかんたん税制優遇シミュレーション

公式の税控除額が分かるシミュレーションです。
どのくらいお得になるか調べてみましょう。

iDeCo公式 かんたん税制優遇シミュレーション

NISAとの比較をしよう

iDeCoには大きな節税効果のメリットがある一方、60歳まで引き出せないなど大きなデメリットも存在します。お金は持っているけど、引き出せないため、マイホームの購入や子どもの学費の支払いなど高額な出費に充てることができません。

その点、NISAならいつでも引き出すことができ、少額から運用できるなど初心者にも比較的取り組みやすいため、まずはNISAから始めてみるのがオススメです。

併用することで、より大きな資産を築くことができます。

NISAについては、こちらの記事でも紹介していますので、ご参照ください。
【NISAで将来の不安を解消!】資産が増える仕組みを解説

まとめ

今回は、iDeCoについて紹介しました。

今回の記事で分かること
iDeCoのメリット・デメリット
iDeCoとNISAの比較

私たちは、NISAは始めていますが、iDeCoについては現在勉強中です。大きなメリットがありますが、60歳まで引き出せないデメリットも壁になっています。

その上で、お得な優遇税制を自分たちにとって活かせるか考えるきっかけにもなっています。知っていることで取れる選択肢は増えていきます。これからもお金について学べる知識を発信していきたいと思っています。

※イデコちゃんの画像は使用規定に則って使用しています。

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